「第三帝国最後の戦い」(CMJ123号)

 オリンピックの裏でロシアがウクライナに侵攻するかしないかと言う状況になっています。どうするつもりでしょうね。

 そんなわけで、「第三帝国最後の戦い」(国際通信社)などを始めてみようかと思いました。東部戦線好きじゃないとか、どの口が言ったのか。

 ルールの最初のページの擱座したティーガーⅡがいい雰囲気です。私、末期戦とか好きです。ルールを読んだ限りさほど難しくなさそうです。基本的に移動と戦闘の繰り返し。戦闘後前進に機械化予備投入(突破移動)があるのが目を引く程度。これは、戦闘に参加せず、敵に隣接していないソ連軍機械化部隊だけが行えるもので、移動力半分で移動可能。ただし、戦闘したドイツ軍がいたヘクスは通らないといけません。ルール上、ソ連軍は後方にいても可能なので(戦闘部隊の真後ろにいなくてもよい)、遠くから流れ込むように移動できます。予備はある程度分散している方がよさそうです。

 勝利条件は三大都市ケーニヒスベルク、ベルリン、プラハ)の占領と他の都市占領(大体6都市)で史実通りソ連軍勝利ですが、プラハは7ターン以降米軍が占領する可能性があり、そうなるとよくて辛勝になります。ベルリンの総統なんかほっておいて、プラハ占領を目指さないと、23年早いプラハの春が来てしまいます。

 フリーセットアップなので、まだセットアップを考案中です。南方のドイツ軍が薄薄なのが突破されそうでいい感じです。まさに終わりの始まりと言った感じです。