戦術理論が必要です

 『Hatten in Flames』のシナリオ3のセットアップに悩んでいます。まずは防御側のドイツ軍です。どうにも広いところに少ない兵力。いっそ21個の建物ヘクス(勝利条件ヘクス)に対して全部の分隊をHSにして1つずつ置くかと思ったのですが、よく考えたらセットアップ時にばらせるのは全体の10%だけだったのでダメでした。思いついたときには「おお!勝利条件ヘクス21にHS21個。ぴったりじゃん!」とか思ったのですが・・・。

 そもそも、セットアップで悩むのは、私に戦術理論が構築できていないからだなと思ったのです。そこで、前に書いた「ふかふかダンジョン攻略記」から「情報力」、「機動力」、「戦闘力」の説明について考えてみました。

①情報力

 以下の7つが要素として述べられています。実際はほかにもあるのでしょうが、とりあえず取っ掛かりとして。

知識:ルールに関する知識かと思います。どこかでルールを知っていれば有利になるということが書かれていました。

経験:これはまあ対戦するしかないですね。

知恵:ベースに知識が必要です。ただし知識があっても、それを使いこなす、使うべき時期がわかる知恵が必要です。

感覚:地形・地物の把握能力と思います。例えばLOSが通るかどうかとかを把握するのは、計測してわかるのではなく見ただけで分かる感覚が必要だと思います。

洞察力:相手が何を考えてどうしようとしているかを把握する能力かと。

推理力:隠蔽の中身を把握する力かな。

想像力:どう戦いの流れを組み立てていくかということか。

②機動力

 重要な位置取り、逃げ切るということが書かれています。ASLではMPやMFは決まっていますが、例えば歩兵なら指揮官ボーナスや道路ボーナス、車両に乗車といった機動力を使いこなす必要があると思います。

③戦闘力

 敵に攻撃をためらわせる、正面から打ち勝つ。ユニットの組み合わせや位置取りで、このような戦闘力が手に入れられそうです。

 

 これをベースに、前にまとめた過去記事をよく読んで、自分なりの戦術理論を作れればなあと思いました。そして、それを囲碁や将棋のように格言にできればいいな。例えば将棋でよく言われる「桂馬の高飛び、歩の餌食」みたいなやつ。格言は覚えやすいので、そこまでできれば結構いい線いけるかも。「CXは、臨機の餌食」とか。

 そんなことをしていないで、プレイしろよという話ですが。