いろいろな臨機射撃

 リアクション射撃とか反応射撃とか機械射撃とか訳されることがあります臨機射撃ですが、いろんなやり方があります。例えば・・・。

①ヘクスごとに射撃する

 敵ユニットが1ヘクス動くごとに射撃の機会が与えられるルールです。ASLなんかが有名ですが、他のゲームでもあります。これは1ヘクス移動するたびに相手を窺わないといけないですし、射撃する方は即座に決めないと相手に悪いので、どうも私向きではありません。まあ、そもそも臨機射撃を受けるようなところでノコノコ移動するのもどうかと思うのですが。

 このタイプのルールは、機関銃が出現してからのものが多い気がします。移動量に対する投射量が多くなってからでしょうか。また部隊規模も小さいものが多いと思います。

②1ユニットの移動後に射撃する

 途中では撃たれませんので即決の必要はありません。こちらは同じ機関銃が出現した後でも部隊規模がもう少し大きいゲームで多い気がします。

③すべてのユニットが移動してから射撃する

 作戦級でもこのタイプはありますので、臨機射撃というのも少し違うかもしれません。ただ、戦術級ではやはり臨機射撃と言えると思います。リアクションフェイズという感じで、移動フェイズとは別のフェイズになっていることも多いです。

 

 さらに、射撃結果の適用のタイミングも違いがあります。臨機射撃する側が一方的に撃てるゲーム、同時適用するゲーム、あるいは臨機射撃に生き残ったユニットが応射できるゲームもあります。

 

 なぜこんなことを考えたかというと、「久しぶりにやってみるか」とか思ったゲームで「臨機射撃ってどうやるんだったっけ」と考えてしまったためです。いろんなゲームをやっていると、どうもルールがごっちゃになってしまいまして。

 まあ、ルールを見直せばいいんですけどね。