「運命」の前に「傘」

 『大西洋の壁』(SPI/HJ)のルールブックを読み終わりました。分量のわりに難しくなさそうです。分量も、同じことを何回も書いているのでさほど多くないです。まあ、まったく関係ない所に書いておいて、後は知らんぷり、というルールブックに比べれば、何度も書いてあるのは良心的と感じます。

 ルール自体はVictory in the Westと似たところがあるので、Sicilyをやっていたのでさほど混乱はありません。とはいえ、スケールが異なります。デザイナーも「これは戦術級だ」と言っているようですので、大隊が基本とはいえ中隊も多数出てきます。

 そんなわけで、キャンペーンの前にまずはシナリオからがいいかなと思っています。上陸戦は、内陸に戦闘が移動した後のルールとは異なり、ほとんどドイツ軍に出番はありません。連合軍も戦術を選択できるほどではありません。選択できるのはせいぜい戦略爆撃と艦砲射撃の目標設定ぐらいです。これはデザイナーも書いていまして、どうも上陸部分は「資料的価値」になってしまったようです。

 さて、シナリオ1「シェルブールの陥落」です。シェルブールは人生で初めて戦場にしたところです。具体的にはタクテクスの付録ゲームですが。

 

 まあ、まだルールブックを読み終わったところなので、シナリオに手を付けていません。この連休に少しやってみたいと思います。